障害者雇用 はじめの一歩（中小企業向け） / 特定非営利活動法人クリエイター育成協会

今やどの業界でも人手不足が叫ばれる中
どのようにして人材を確保するかは
人事担当者をはじめ、
経営者にとって大きな課題となっています。

皆さんは、採用を検討するにあたり、
「障害者を雇用する」ということを選択肢の１つとして
お考えになったことはあるでしょうか？
また経営者でなくとも、もしご自身の職場に障害者が入社したら
どんな風になるか、お考えになったことはあるでしょうか？

あまり考えたことがない、という方には
ぜひ知ってほしいことがあります。

コミュニケーションを取るのが苦手で
人一倍努力が必要だけれど、
集中力に長けていて細かな作業がとても得意な方。

逆に、集中力がないと言われ悩み続けてきたけれど
柔軟な発想で楽しいイラストを描くのがとても上手な方。

これまで一心不乱に走り続けて心身共に疲れてしまい、
少し休憩が必要になってしまった。
でも、「さぁこれからまた社会に出て頑張っていこう！」と
新しく一歩を踏み出そうとしている方。

私たちが運営する就労移行支援施設
CRAワークサポートセンターでは、
様々な障害を持ちながらも、
前向きに日々訓練に通われている方々が
たくさんおられます。

ぜひ一度、そんな方々にも目を向けていただき
「もし自分の会社に入ってもらったら、うちの会社はどんな風になるだろう？」
ということを思い描いていただきたいのです。

私たちCRAワークサポートセンターでは、
主にWeb制作やグラフィックデザイン、Office系ソフトなど
クリエイティブに特化し実務に役立つスキルを学んでいただいています。

・商品画像の切り抜きがたくさんあるけどやる時間がない
・画像のトレース作業、面倒だけどやらなくちゃ
・新しく作成中のホームページ、最後のブラウザチェックまで人手が足りない
・日々の業務、とにかく細々とした作業が多くて手が回らない。

などなど、クリエイティブ業務で助けてほしいシーンはたくさんあります。

特に、Webデザインやコーディング、DTPなどのクリエイティブ系、
ネットショップ運営などをされている企業の皆さん、
また、作業を細かく切り分けて行うことができる業種の皆さんは
このようなことで日々頭を悩ませてはいないでしょうか。

外注するほどでもないけれど、
既存スタッフを手伝ってくれる人材が欲しい。
そんなお悩みをお持ちの方。

障害を持ちながらも、上記のような作業を得意とする
クリエイターさんたちと一緒に働くことで、
会社全体の働き方が変わるかもしれません。
まずは、障害をお持ちの方を知ることから始めてみませんか？

とはいえ、もし実際に雇用を考えるとなると
不安なことがたくさんあると思います。

そもそも障害者雇用の仕組みがいまいちよくわからない、
自分の会社にも雇用の義務があるの？
障害者を受け入れると、どう変わる？
どんな風に接すればいいの？
会社にとってどんなメリットやデメリットがあるの？

そんな不安を１つでも取り除き、
安心して障害者を受け入れられるよう
雇用主側として押さえておきたいポイントを
CRAワークサポートセンターの施設長が解説いたします。

＜主な内容＞
（1）労働力の確保
（2）障害別の特徴と関わり方
（3）まずは接点を持ってみよう
（4）企業側のメリット
（5）企業が受け取れる助成金
（6）事例紹介
※一部変更になる場合もございます