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セキュリテ講座アロマ編「ホンモノの国産アロマ~地域資源をいかしたものづくり~」

2014年9月26日

セキュリテ講座アロマ編「ホンモノの国産アロマ~地域資源をいかしたものづくり~」

皆さんは、日本で使われているアロマオイル(精油)は、その大半が海外からの輸入品というのをご存知ですか。

中には品質の悪いものもあり、玉石混合している中で、消費者が本物を見極めるのは難しいというのが現状です。

しかし日本にも、高品質な天然精油を自社蒸留から手掛けている企業が存在します。

今回のセキュリテ講座では、豊かな地域の未利用資源を活用し厳しい環境の中、天然精油の「和の香り」をいかしたものづくりに取り組む3社を日本各地からお招きします。

・香りに秘められた脳への働きや効能
・地域の未利用資源の現状やものづくりの課題
・雇用創出への取り組み

等々、各地の事例から本物のアロマを学び、さらには地域の活性化や課題解決の方法まで考えます。そして、最後には、稀少な国産アロマの事業を「マイクロ投資」という手法で応援する方法も少しご紹介します。

ここでしか聞けない生産者の生の声でお届けするアロマ講座、ぜひご参加ください。

このセミナーの受付は終了しました。

<参加事業者>
◆有限会社re・make 代表取締役 岡山栄子さん(大阪府箕面市 )

「実生ゆずのパワー」
アロマといえばラベンダーやユーカリなどがよく使われていますが、その香りはあまりなじみがなく、高齢の方にとってはその香りに抵抗があるようです。
ゆずは日本古来からある植物であり、ポン酢やゆず茶、冬至に柚子湯に入ると「1年中風邪をひかない」というように、日本人には昔から自分の身近にあった香りではないでしょうか。

そんな私たちになじみのあるゆず、その香りを楽しむだけではなく、ゆずにはさまざまな効果が注目されています。
ゆずの精油成分には心身をリラックスさせてくれる他に、毛細血管を拡張させ、血行を促進させる作用や、疲労回復、神経痛にもよいと言われています。
最近では各大学・研究所からの報告で、糖尿病の予防や改善効果にも期待できると発表がありました。

効果が期待される中、岡山さんは2年前から「箕面の実生ゆず」を使った商品開発に取り組み、自社工場でオリジナルの製品の開発を開始しました。未利用資源である大阪の実生ゆずの皮や種くを余すことなく使い作った天然成分100%の合成成分を一切含まない、刺激の少ないスキンケア製品で地域に貢献できないか考え、普段から心身の健康を意識し実践することの大切さを広めるべく、”元気な姿に再生する”という意味を込めて、2003年 リラクゼーションサロン「re・make」を設立。2005年、もっと社会に貢献できないかと、会社を法人化し「有限会社re・make」と社名を改めました。

有限会社re・makeでは植物の力を暮しに取り入れ、自然のリズムで生活スタイルの提案しています。


◆正プラス株式会社 取締役 北川賢治さん(岐阜県高山市)

「クロモジ」とは
クロモジはクスノキ科の木で、緑色の枝には黒い斑点があり、それが筆で「黒い文字」を書いたように見えることからこの名前がつけられたようです。

クロモジはこれまではお茶の席での高級楊枝などに使用させてました。そのクロモジに、現在は絶滅危機種として貴重なアマゾン産ローズウッドと同じ「リナロール」という成分が含まれていることが発見されました。ローズウッドは世界でもっとも良い香りのアロマとして有名で、シャネルの香水にも使用されていたりと世界の女性に愛され続けています。

「日本の森から生まれたアロマ」
エッセンシャルオイル(精油)の98%は外国産という中で、飛騨の森を管理する過程で採れる材料を使ってエッセンシャルオイルを抽出しています。日本の山からとれたエッセンシャルオイルを使うということで、日本の飛騨の山々の樹木を守ることにもつながります。山々の環境整備を促進して森林を健康に、また国産アロマで「森の香り」で体と脳をリフレッシュできます。

また、正プラスでは2012年にクロモジの香り成分を配合した入浴関連製品(シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ製品)を販売開始。クロモジブレンドのシャンプーやコンディショナーを使うと睡眠障害の人が激的に改善されることが疲労科学研究所との共同研究で明らかになりました。


◆株式会社ネローラ花香房 代表取締役 森田惠子さん(熊本県水俣市)

「ネロリ」とは
地中海周辺、とくに南アフリカのモロッコ、チュニジアでビターオレンジの花から抽出されるネロリ。薬用や食用に使用する生活文化が今もなお受け継がれています。

ネロリは植物一般がもつ抗菌作用に加え、高い保湿作用や抗酸化作用を持ち、ヨーロッパの高級化粧品原料として珍重される一方で、香りによる高いリラックス効果から、うつ病や不眠症のレメディとしてヨーロッパ各国の保険医療にも採用されています。

ネロリのエッセンシャルオイルは、ラベンダーやローズマリー等の日本国内でも広く流通しているエッセンシャルオイルに比べて20倍もの高価なものであり、近年まで日本国内で生産されることはできないと思われていました。

水俣では日本の公害の原点である「水俣病」による大きな被害を受けた地であり、被害者の多くは漁業を生業としていましたが、水俣病公式発見により漁業の中止を余儀なくされた3~40年ほど前、代替収入を確保するため、海沿いの山肌に甘夏みかんを植えることが奨励されました。

森田さんは長年国際協力交流事業や環境教育事業に携わってきた中で、ビターオレンジの花の水蒸気蒸留で得たれるネロリ水を活用した南アフリカ地中海周辺地域の生活文化に触れ、水俣の甘夏みかんで代用できないか考え、水俣のオーガニック栽培の甘夏みかんにビターオレンジのネロリの芳香成分とほぼ同じ成分が確認されたことにより、水俣の地域交流に役立てようと思い、2009年に水俣産の「甘夏みかん」の花から抽出してできる「ネロリ」成分を使用した基礎化粧品を開発を開始しました。
2009年株式会社ネローラ花香房設立しました。

このセミナーの受付は終了しました。

セミナー情報

主催者情報 大阪セキュリティーズ株式会社
カテゴリー CSR
参加費用 無料
定員 60名
参加対象 ※先着順となりますのでお早目にお申込みください。
参加条件 どなたでも
申込期限 2014年9月26日
日時
開場時間 18:15
会場 Osaka Innovation Hub(大阪イノベーションハブ)
会場住所 大阪府大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪 ナレッジキャピタルタワーC 7階
備考 主催:大阪セキュリティーズ株式会社
共催:ミュージックセキュリティーズ株式会社/大阪イノベーションハブ/有限会社re・make
/正プラス株式会社/株式会社ネローラ花香房

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