脱サラで起業を目指す方へ / 行政書士・社会保険労務士　岡崎事務所

2014年9月18日

脱サラで起業を目指す方へ

上手に会社を辞めて、さあ起業しよう！


先日、弊社宛に、つぎのような質問メールがありました。
「来月退職で、その後派遣会社をすぐ立ち上げる予定。今までずっと、雇用保険の保険料を払ってきたのだから何が何でも失業保険をもらいながら独立したい。可能ですか？」

答えは「ＮＯ」です。

気持ちは、とても理解できます。しかし、退職後すぐに事業を起こす場合、失業保険という形での受給はできません。そもそも失業保険の趣旨は、失業者が、再雇用に向けて、求職活動を頑張って行っている場合に限り支給されるのが大前提です。その間、生活に困らないよう、定められた一定期間だけ給付金を補填しましょう。だから頑張って求職活動してくださいね・・・・・・こんな感じです。

じゃあ、雇用保険料は掛け捨てじゃないか！30年以上払ってきたのに。

そもそも失業保険は、貯蓄型の退職金のような制度ではなく、相互扶助的なものであるとも言われています。
だから、皆が必ず支給されるべきものではないとも・・・・・

とはいえ、もし仮に失業保険がもらえたとしたら、一定の条件はありますが、最高で330日分もの賃金日額（平均賃金×約70％程度）がもらえたはずです。退職後、すぐに起業（開業）したばかりに、これが、不支給になるなんて。
じゃあ、起業を遅らせるか？というとそれも現実的ではない。失業保険も自己都合だと3カ月間はもらえないらしいし・・・・

何度も繰り返しになりますが、このような場合、失業保険の受給はできません。

しかし、同じ雇用保険で、「再就職手当」という制度があります。
ご存知でしたか？

上記例の場合、失業保険が330日もらえるはずであったのに、起業するということで全く支給されなかった。
このような時でも、要件を満たせば「再就職手当」という手当が支給される場合があるのです。
もちろん、支給されるための厳しい要件をいくつかクリアしなくてはなりません。
起業（開業）おめでとう。失業保険は支給できなかったけど、再就職手当という形で支給しますね。
申し訳ないけど、かなり金額は下がりますよ・・・・こんなイメージでしょうか？

失業保険受給、融資・・・・・・・
起業に向けて、難関が沢山待ち受けています。
これから、このセミナーでたっぷり解決策をお話ししましょうね・・・・・・・・
解りやすく、易しい言葉でお話しします。
皆様の疑問に真っ向からぶつかっていきます！
　　　　　

<セミナーの構成>
1・「退職」編
・失業保険受け取れる？
・失業保険受給時にアルバイトは許される？
・再就職手当って？

2・「起業」編
・融資について（融資制度、金利等制度の概要）


3・「運営」編
・社会保険料・労働保険料の毎月負担はどのくらい？
・社会保険・労働保険制度保険料徴収方法の仕組み。（基本中の基本レベル）
・どの保険に、誰が加入しなければならないのか？なぜ、加入させなければならないか？
・保険料費用を抑える賢い方法


<参加することにより得られる効果>

かしこく退職するため、脱サラの失業保険給付、再就職手当の受給のイロハ（極意）を伝授します。

かしこく起業するため、まずは融資でのお金の準備のイロハ（極意）を伝授します。

かしこく事業を運営。大切な社会保険・労働保険の制度のイロハ（基本）を伝授します。